国に差し押さえられた不動産は、競売にかけられます。
裁判所によって競売が行われるのですが、これには業者はもちろん、一般人でも参加することは可能です。
日本人でなくても参加ができるので、外国人が不動産を狙うときにも使えます。
不動産競売で物件を競り落とせば、相場よりもずっと安い値段でマイホームを手に入れることができるかもしれません。
大体相場の6割から8割ほどの価格で落札がされると言われているので、割とお得感は強いです。
ただし、初心者のうちは不動産競売には手を出さないほうがいいでしょう。
なぜなら、競売にかけられる物件は新築の建売物件ほどクリーンではないパターンが多いからです。
例えばまだ人が住んでいたり、抵当権が設定されていたりすることも考えられます。
登記簿の見方などを勉強した上で参加しなければ、後悔するだけの結果になってしまいます。
現況調査報告書と評価書、それに物件明細書を三点セットと呼んでいますが、最低でもこれらの見方を勉強した上で参加しましょう。